
INFO-GRAPHICS Night vol.1に参加してきました。
会場は小田急向ヶ丘遊園駅前の専修大学サテライトキャンパス。あざみ野からバスで35分ととても近い。こういった物理的な近さもあって、武蔵工大「小池研」と専修大「上平研」の
合同卒展は実現したんだなぁと、ちょっと思い出し。
話を戻して、昨日の振り返り。基調講演はTUBE GRAPHICSの木村さんによる「海外諸国におけるインフォグラフィックスの表現動向」。心に残った話を5項目で整理してみます。
■易しい言葉でしゃべる
■客観的な目 - 日常の中で -
■インパクトと分かりやすさ
■失敗してもいいから一歩前へ
■「分かりやすさ」を考える
■易しい言葉でしゃべる
「易しい言葉で喋るというのは、やってみると結構難しい。」と木村さんは仰っていました。目次を明確に見せるパワポ資料の作り方であったり、同じ言葉を繰り返す話し方であったり、難しい専門用語を避けた易しい言葉選びであったり。
InfoGraphicsの作り手に限らず、情報を分かりやすく伝える存在となる「ブリッジマン(橋渡しをする人)」は、こういった謙虚な姿勢を持つことが大事なんだと感じます。そして、その姿勢を持つべき対象はデザイナーという枠を超えて、学者、芸人、新聞記者、etc...全ての人になるでしょう。
■客観的な目 - 日常の中で -

「客観的」とは言っても実際にどういう視点なのか?ということで、以前にも木村さんから聞いたお話。例えば、目の前に立方体があったとする。今、この立方体は正面に見えるけど、じゃぁそれを上から見たら?右から見たら?そして、移った位置から見える景色は?それを想像することが客観的な目を養うことになるようです。一応、講演の中で紹介されていた既存物をご参考に。
・日産自動車企業CM
「新発明!AVM」・サントリー企業CM
「伊右衛門焙じ茶」■インパクトと分かりやすさ
後輩の小池研3年生らが衝撃的だったのはこのお話かな?情報を分かりやすくする構造化する一方で、グラフィクスとして目を惹くインパクト、ダイナミックさみたいなが問われると。結局、読み手がパラパラと見ている時に「え?何コレ?」とパッと見て目を惹く"何か"が、IGのような表現物には必要とされているんですよね。
有名なデザイナー、佐藤可士和さんの「本当に広告は基本見てもらえないと思っている。」という言葉があります。結局、人を惹きつけることができなければ、情報を伝える機会すら失ってしまいますからね。
■失敗してもいいから一歩前へ
最後に木村さんからの「お願い」で、失敗してもいいから経験を積み、次に繋げようとする姿勢を持って欲しいという話がありました。や、ごもっとも・・・。分かったつもりにならないように、目の前のフィールド(研究室も、ダンスも、アルバイトも)で、今後も積極的に活動していきたいと思います。
また、「情報は自分だけのものにしない」という「お願い」もありました。僕もどんどんオープンになって世界観を広げたいと思います。ブログもそのための手段の1つです。
■「分かりやすさ」を考える
質疑応答の時間には「どこまで分かりやすくするのか?」「ココまで、と落とし込む考え方があれば教えて下さい」という質問が挙がりました。これに対して木村さんは、分かりやすくすることで、コミュニケーションが円滑になるといった点を挙げつつ、
・分かりやすくすることで、読み手が分かったつもりになる
・分かりやすくすることで、伝えるのに時間がかかることもある
といったように、分かりやすくしすぎることの危険性も仰っていました。ここら辺の話は、前回の千葉工大の
情報デザインフォーラムの質疑応答の際にも見え隠れしていた話だったのかなぁと思うのですが。
ところで最近、僕が個人的に読んでいるジョンマエダ氏の「シンプリシティの法則」の中に、シンプリシティ(簡素さ)とコンプレクシティ(複雑さ)は時間軸で波のように変化しているという考え方があります。

これを当てはめて、分かりやすさをシンプリシティと捉えるのであれば、次はコンプレクシティ(IGであればインパクトのダイナミックさみたいなもの?)が求められるのかなぁと個人的には思うわけです。分かりやすすぎると、逆にコンプレクシティになり兼ね成いので、結局はバランスをとった落とし込みがカギなのかな・・・。

↑
アマゾンで売ってます。■余談:懇親会に参加!

(デジカメ忘れたので携帯のカメラで撮影)
イベント後に、浅野先生企画の飲み会に参加させていただきました。浅野先生、上平先生、木村さんはもちろん、合同卒展でお世話になった専修大学の先輩達、夏の横浜山手ワークショップでお世話になった上平研のFさん、先日の神大合同ワークショップでお世話になったHくん、その他専修大学の同学年の学生多数、そして社会人やデジタルアーツの先生方等の参加もあり、約20人程の大人数で飲んでいました。
専修大学の学生とは特に仲良くなって、社会人の方々が帰った後も学生らでしばらく話していました。機会があれば、というか機会を自発的につくって再会したいですね。IG展で研究室の縦(学年別)のつながりを感じたばかりでしたが、横(同学年)のつながりもあるわけです。改めて「情報は自分だけのものにしない」ことを踏まえて、自分のフィールドを広げられたらと思います。(同時に後輩のフィールドも広げてあげたい!)
こういった機会を設けて下さる先生方、改めてごちそうさまでした。

↑今回は3年生もお疲れ様!