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ユーザビリティが変化する

06 27, 2009 | Tag,情報デザイン
昨日はHCD-net主催の講演に行ってきました。

第1回教育セミナー「初心者のための人間中心設計」
http://www.hcdnet.org/event/post_4.php


お約束ですが、神大のH君のお誘いでした。

好奇心旺盛な研究室の後輩を連れて会場入りしてみると、以前知り合った千葉工大の学生2名と再会しました。彼女らとは横浜山手ワークショップやAXIS金の卵展、東京芸大の学生プロポジション等で何度も会っているんですが・・・いやはや、世間は狭いものです。

ということで、肝心の講演を振り返り。


■ユーザビリティの3つの度合い

「人間中心設計の基礎」
郷健太郎 氏(山梨大学)


前半は山梨大学の郷先生。ユーザビリティの定義や人間中心設計の意義を、具体例を紹介しながら丁寧に話していただぎました。ユーザビリティを説明する中では、電車の券売機や、価格.com、AppleのCover Flowといった事例が出てきました。

名称未設定 1
↑MacのFinderで使われるCover Flow。

例えば、このCover Flowはユーザビリティにおける「効率さ」は低いけど、横にサーッとスライドしていく動きはとても感覚的で「ユーザの満足度」が高い、といった話。効率さの向上が満足度の向上になるとは限らない、という話はフムフム・・・と改めて考えてしまいました。

また、人間中心設計の話では「ウォーターフォール・モデル」という、いわゆる昔からのモノづくりプロセスを紹介。既存のプロセスには、ユーザの参入が少ないということを仰っていました。もっと、ユーザを巻き込みながらユーザ視点で設計をしていかねば、と。


■ユーザビリティが変化する

「新入社員のためのユーザビリティ評価:入門編」
伊藤泰久 氏(㈱U'eyes Design)


以前、UIデザインワークショップでお世話になったU'eyes Designからユーザビリティテストの実践を詳しく紹介していただきました。

ところで、僕が全体を通して考えていたことが1つあります。

例えば、利用者が口コミやランキング付けを行なう「価格.com」、一昔前に話題になったゲームプレイヤーの手によってコンテンツをつくる「セカンドライフ」、Appleの社員以外の一般人もアプリを提供できるようになったSDK(ソフトウェア開発キット)を取り組んだ「iTouch/iPhone」。

これらは、使い手側によってカタチを変えていくような製品であり、製品を開発した段階で「はい、完成!」といった"瞬間的な"製品ではなく、時間の経過と共に変化する"動的"な製品であると考えられます。大ざっぱに言えば、「モノづくり」がどんどん「コトづくり」にシフトしている話にも通ずると思います。または、「点」から「線」といった表現が分かりやすいかもしれません。

ここで僕は、例えば製品のテスト段階にユーザビリティラボに被験者を招き、数時間のテストを行なうだけで、正しいユーザビリティ評価を期待できるのか?という疑問を抱きました。線を見るのに、スタートの点だけ見たところでユーザビリティを評価できるのか?ある程度、市場に出回ってからでなければ、製品のユーザビリティにズレが起こるのではないか?そしてそれは、時代が進むに連れて増えていくのではないか?と感じるわけです。

講演後に直接、伊藤さんに質問しに行ったのですが、

「そういう事例は確かに増えている」
「ある程度の利用者を想定した状態でタスクを与える」
「製品を持ち帰って数週間利用してもらい、その前後のユーザビリティ評価を比較する」


といったお答えをいただきました。郷先生も話されていましたが、時が経てばユーザビリティの定義や有効な手法は変わってくるのかもしれません。

DSCN1175.jpg

■余談
実は、僕が通っているTCU横浜キャンパスからすぐ近くにU'eyes Design(横浜studio)があるんです。恐れ多くも名刺をいただいたのですが、今度見学に行けたらと思います。わくわく。

帰りがけに、神大のH君と研究室の後輩を連れて、サラリーマンだらけの焼き鳥屋で簡単な食事をしました。また来月に神大とワークショップを企画しているので、その話も兼ねて。

CIMG7789.jpg
↑じゃがバター美味しかった!
CIMG7792.jpg
↑途中、サラリーマンに絡まれました。笑
CIMG7794.jpg
こちらはラビニアという揚げ餃子みたいな食べ物。宇都宮の「みんみん」の揚げ餃子を思い出しました。栃木に来たら是非ご賞味あれ!

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