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インタフェースデザイン演習(1)

10 06, 2009 | Tag,情報デザイン
去年同様、今年も小池先生の授業アシスタントを行なう事になりました。

[2年後期]インタフェースデザイン演習
木曜2限(人数制限により3限も別で行なうことになった)

参考としてシラバスに書かれている事。

IT社会の現代において、私たちは、携帯電話、PCなどの情報機器を使用し、インターネットなどを通じて複雑な情報を読み取る生活をしている。同時にこのような情報機器を使いやすくデザインし、情報をわかりやすくデザインする必要がある。この授業では、デジタル機器のハードウェア、ソフトウェアのデザインを通して、人間と機器をつなぐインタフェースのデザインを学ぶ。


去年まではデジタルカメラのインタフェースに絞っていたのですが、昨今の"うつす活動"の変化から、ビデオやフォトフレーム等のインタフェースも含め、幅広く展開ができるようになりました。

まずはランダムなグループに分かれ、恒例の既存調査。持参してきた店頭のパンフレットを持ち寄り、"うつす活動"に使われている製品をマトリクス図を使ってマッピングしていきます。

マトリクス図をつくることを「目的」としないように。
調査から何が分かったのか、述べたいのかを明らかにしてもらいたいところです。

次回の発表が楽しみだ。

p.s.
今年の学生は部活の身内が多すぎる。笑

inp-act(4)

10 05, 2009 | Tag,情報デザイン
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翌日の最終日。

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↑最終発表まであと僅か。発表準備がテキパキ進んだり、煮詰まったり。
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↑作業はそこまで!最終発表始まりまーす。
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↑聞き手に「うんうん」と"共感"させる発表運びって大事。
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↑昨日の中間発表を終えてからの進展に目を見張ります。
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↑おしぼりを、袋の上についつい置いちゃう行為のアクティングアウト。
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↑参加者お疲れ様でした!
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↑東京都市大学からの参加者6名。大人数で押し掛けたけど良い経験だった!

最後に今回感じた事を、少しピックアップしておしまい。


■言葉の定義を考えてドツボにはまる
いくつかのグループでは"無意識"という言葉に変にこだわってしまい、「無意識ってなんだろう?」みたいな会話に多くの時間を割いていました。「熱いフライパンに触ったときのアチッ!」ていうのは無意識なのかどうかとか、最終的にマトリクス図の軸として意識⇄無意識と書いたり。グループ内で共通認識をとるためにも、やってはいけないというわけではありませんが、明らかにタイムロスだった気がします。

この起因は、ワークショップ始まりのN君の説明の中で「"無意識"な人の行為」という言葉にあったようです。"無意識"という言葉を"ふとした時"のような言葉に入れ替えただけでも大きく結果は変わっていたのかもしれません。

いずれにせよ、できるだけ簡単な言葉を選んだり、図や絵で会話したりする工夫が必要だったと思います。実際、どこのグループもポストイットは文字ばかりでしたからね。下手に文字に頼ってしまうと、フィールドワークで感じとった発見を、表面的で雑なカテゴリで分けてしまい、細かな違いを見逃してしまうことになります。


■もっと細かく観察すること
あるグループでは、「指を指す」という行為を発見したのですが、「何を指しているのか」とか「どんな思考があるのか」というところまで細かく見ることが難しかったようです。細かく見ることができないままでは、「指を指すってありきたりな発見じゃないか」と、せっかくのダイヤの原石をポイ捨てしてしまいます。

例えば、僕がダンスで振り付けを覚える時、右足や左手、首がどのように動いているのかと、分解して見ています。もちろん、体全体がどういう風に動いているのかというのも見ていくわけですが。始めはそのような見方ができなくとも、経験を積み重ねる事で次第にその力は養われていきます。

普段の生活から、もっと身の回りの人の行為をしっかりと見ること。その意味や思考などを読み取ろうとすること。それを繰り返して経験を積み重ねる事が大事だと思います。


■適当なラベルを付けること
また、他のグループは「おしぼりをおしぼり袋の上に置く」という人の行為を発見したのですが、最初に「なんとなくやっちゃう系」というラベルを付けていました。しかし、このラベルには「おしぼりを一番綺麗なところに置きたい」とか「袋が風に飛ばされないようにしたい」という思考が見えてきません。その行動や思考をしっかりと反映させた展開をしなければ宝の持ち腐れになってしまいます。一晩明けて最終的には「ひと仕事して帰って来る系」となっていたのは面白かったですけど。笑

――――――――

偉そうなことを言っていますが、僕自身もプレイヤーになれば実践できるかは甚だ疑問です。今回客観的にプレイヤーを観察できたのは本当に貴重な経験でした。

学びは活かさねば。

inp-act(3)

10 05, 2009 | Tag,情報デザイン
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だいぶ間があいたけど、書かないよりはマシだと思うので続き。

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↑ワークショップ「inp-act」。朝から函館駅のオブジェ前に参加者が集う。
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↑その場でグループ発表後、互いに自己紹介。色んな名刺が飛び交います。
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↑少し移動して作業場の「まちづくりセンター」。広くて綺麗な環境!
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↑はこだて未来大のN君による全体説明。振り返ってみればココは重要だった。
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↑説明も聞いてまずはフィールドワーク。人の行為を観察しに行きます。
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↑写真を撮ったり、じっと人の動きを辿ったり、、、みんな苦労してましたね。
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↑2、3時間して戻ってきたら、各グループで情報整理が始まります。
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↑写真を振り返りながらポストイットで行為の発見を振り返る。
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↑盛り上がっていたグループ。雑談はあれど意見が活発で素早い情報共有が見られた。
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↑マトリクスを使ったり、こども/おとなと分類したり、各グループ毎に整理が様々。
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↑アクティングアウト用にと、様々な道具が用意されていました。会話が煮詰まった時のアイデア創発の溜まり場としても利用されていました。グーグルみたい。笑
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↑その日のうちに中間発表。質疑応答では先生方から多くの意見が出ていました。
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↑時間ぎりぎりまで作業した後は気持ちを切り替えて懇親会。オシャレなお店!
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↑ホテルに戻ると、また切り替わって作業を進めるグループ。深夜まで頑張っていました。

翌日の最終発表へ続く...

inp-act(2)

09 28, 2009 | Tag,情報デザイン
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2日目は公立はこだて未来大学にて、第3回日本デザイン学会第1支部大会。
様々な大学の研究発表や、先生方によるシンポジウムに参加しました。

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↑って、、、これが大学か!壮大な自然と全面ガラス張りの建築物。
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↑近くで見るとさらに迫力。窓には雲が反射して映っています。
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↑仕切りの少ないオープンな空間。活発な意見が飛び交う環境なんだろうなぁ。
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↑午前中の口頭発表。久々に再会したN君の発表もばっちり聞いてきました。

口頭発表は、公立はこだて未来大学の学生を中心に、札幌市立大学、東北工業大学、岩手大学の学生・先生方の研究が発表されました。


■「人から考える」
印象深かったのは公立はこだて未来大の学生らの発表。4,5名が各々の発表をしていたけど、地図を使って目的地を探したり、イベント毎に写真を整理したりという、何かを探すという活動から、新たなインタフェースを提案するという流れは皆共通。

"人のふるまい"として、コーヒーのミルクをかけたり、パスタを食べたりする際の「ついつい回す」という行為を細かく見る視点は「さすが!」という感じでした。日常のふとした時の人の行為を観察し、考え、デザインに展開するというのがやはりこの研究の面白いところです。

ただ、どの発表も"くるくる回す"インタフェースの提案になっていて、聞いている側としては無理矢理繋げている感がどうしても否めませんでした。質疑応答では「別に回さなくてもいいんじゃないかなぁ」といった会場の空気。実は、発表する以前から本人らも自覚していたことだったと聞いたので、ここでの発表の収穫を活かしての、今後の展開を楽しみにしています。陰ながら応援!

ところで、S君に関してはweb上のナビゲーションの大別の話から、提案したいインタフェースを「現在地を示すナビ」ではなく「次を探すナビ」と明確に見せていたのが好印象でした。(というか、単純に分かりやすい発表だったなぁ。)


■ユーザの自発性を高める
当研究室OGのKSMさんから噂を聞いていた、Nさんの「一般の人々のクリエイティビティを活かす参加型デザイン手法の研究」という発表もとても面白かったです。(この題目が分かりやすくてこれまた凄い。)

多くのデザインがユーザの意図をとっていないということを前提に、参加型デザインの手法として、ユーザ自身に道具を与えて提案をさせていこうと研究。ユーザが「こんなのがあったらいいんだよなぁ」と、自ら提案を誘発していくアプローチと、そこに絡んできた「say(過去)- do(今)- make(未来)」の話が新鮮でした。

これは、僕が今研究しているバスプロジェクトにも関与してくると感じます。住民をユーザ、大学をデザイナーとすると、仮に参加型デザインを行なっていると言えても、アウトプットはさておき、ディレクションの部分で、大学の力に偏っているところを感じています。

もっと、住民らが自発的に提案できる環境を築いていかなければ、バスを走らせる活動を持続することは難しいと考えます。当研究室がいつまでも研究対象として、このフィールドに入り込み続けているとも限りませんしね。そういう意味では、先月の住民らによるブレスト活動は面白い試みだったのかも。(この話は本エントリーから脱線しそうなので今回は保留。)


他にも感じたことはいっぱいあったけど、とりあえず箇条書き。
・発表の”題目”は研究内容の方向性を知るために、意外と重要。
・発表の前半に研究目的を明確に示すと、スッと入ってくる。
・研究の幅を広げすぎないこと。フォーカスできなくなる。
・たくさん見つかる=見つからない(情報爆発)
・「情報」を探すから「情報を持つ人」を探すへ。
・活動をする際は組織のあるべき姿を認識し、目的を明確に。

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↑さて、お昼時。いろはすは大自然に似合います。笑
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↑午後はパネルディスカッションとシンポジウム。
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↑東北工大のwebアプリケーションがかなり気にかかりました。

東北工大の発表は、僕が来年度から勤める会社にもこういう話題は繋がってくるし。今から引き出しは増やさないとなぁ。東北工大といえば、シンポジウムにおける両角先生の言葉がインパクトあり。「デザイナーは力不足だ!」と訴え、モノづくりの技術力と、デザインしたものを現実的なビジネスとして表に出していく力の不足さを話していました。

特に後者は、同じくシンポジウムでお話いただいた及川さんの「デザインマネジメントとは、経営目標の実現に向けてデザイン活用機会を設けること。」という言葉にも繋がっていました。段々と「情報デザイン」が対象としている"コミュニケーション"は、ユーザとデザイナーだけでなく、経営者やエンジニアをも巻き込みつつあるようです。(もしくはすでに巻き込んでいるけど重要視され始めている。)

この後の交流パーティーで学生らと話し合った所、結局、「情報デザイン」って言葉がふわふわしているんだよなぁというのが、ほとんどの感想に混じっていた気がします。(汗)ただ一方で、それは良い意味でもあるとも個人的には思います。「情報デザイン」という言葉を旗印に、ユーザ/経営者/エンジニアといった「外(語弊はあるけど)」とのコミュニケーションに目を向けるデザイナーの姿勢。僕はそれ自体が大事なんだと感じます。(あくまでデザイナーとしての技術力を磨きながら。)


他にも感じたことはいっぱいあったけど、とりあえず箇条書き。
・情報デザイナーが情報デザインしてる場合じゃない(次にどうするか)
・ホロニックアイ:一から全、全から一の視点移動
・ノットワーク:部分的共有の結び目をつくる
・「広義のデザインも大事。だけど狭義のデザインも大事。」
・とりあえず体験していく。1つのことに徹底的に。

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↑交流パーティーでは久々の再会や、お会いしたかった方に挨拶できました^^
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↑帰り際。夕日が完全に反射してます。
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↑本当に大自然に恵まれて、、、羨ましいキャンパスだ!
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↑この日の夕飯は海鮮。このイカはまだうにょうにょと生きてます。美味しかった!

inp-act(1)

09 27, 2009 | Tag,情報デザイン
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先日は「考えるデザイン」展を訪れ、主催者である中島さんご本人から本当に丁寧な解説を頂くことができました。とても勉強になったので、ここで思わずご報告。後日、エントリーでも書かせていただきたいと思います。

中島祥文「考えるデザイン」展
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/default.htm


――――――――

日本デザイン学会第3回第一支部大会
http://mima.c.fun.ac.jp/JSSD01/


まずは、9月19日 (土) から21日 (月)にかけて行なわれた、「第3回日本デザイン学会第1支部大会」及び「inp-act」というワークショップに関するエントリーから。こちらも短期間で本当に多くのことを学ぶことができました。

今回はkid研から3年生6名と同伴の僕の計7名。想定外の大人数で押し掛けてしまいましたが、寺沢先生を始め、夏堀君や他スタッフの心配りに感謝します。

とりあえず、北海道に降り立って函館観光した初日の話から。笑

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↑出発の羽田空港では、同参加の専修大とバッタリ。笑
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↑AIR DOの飛行機。これが偶然にも「考えるデザイン」展での話のネタに。
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↑着いて早々、北海道限定ガラナを手にいざ函館観光へ。笑
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↑函館山から見る100万ドルの夜景。実際に見ないとこの感動は伝わりません。
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↑金森赤れんが倉庫。函館は何を撮っても絵になるなぁ。。。
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↑道行く人がカメラを構えてくれました。函館の人は気兼ねがなくて素敵です。
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↑初日の夕飯は「きくよ食堂」にて。刺身もいか焼きも旨い旨い!
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↑翌日からの学会・ワークショップに向けての前夜祭ってことで。笑
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