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「情報デザイン」の定義

09 01, 2009 | Tag,情報デザインフォーラム
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先程のエントリーから追伸的に、、、
全体を通して思ったこと。

・経営学
・環境、コミュニケーション
・人間中心設計、イノベーション
・記録、視覚化
・体験、ふるまい

今回はそれぞれの先生方の講演の中で、「情報デザイン」という言葉と共に、様々なキーワードが飛び交っていたなぁという印象がありました。もちろん、それぞれが並列したレベルの意味合いを込めているかというとそうではなく、対照的だったり、包括的だったり。

「情報デザイン」という言葉が生まれて今日まで、曖昧なまま使われており、"ゴムのユーザー"のごとく、使う人によって「情報デザイン」の意味が自由に変形している(良い意味でもあるけど)ように思えます。「情報デザイン」と一言で言っても、人によってその言葉のウェイトが様々な分野・方向に傾いているように感じるわけです。

浅野先生は講演の中で「プロダクトデザイン」や「Webデザイン」、「インタフェースデザイン」といった様々なデザインの基盤となる部分に、「情報デザイン」があるんじゃないかな、と話されていました。しかしまた、吉橋先生の講演を聞くと、「経営学」にすら「情報デザイン」の学びが活かされていくんじゃないかとさえ思えます。

ここで、"情報デザイン"という言葉を自分なりに定義して記そうとは思いませんが、情報デザインを学ぶ人達の中で、段々とその言葉が収縮して定義化されていくのと同時に、その言葉が"ぼかし"をかけたように曖昧に膨張してしまっていることを今回僕は感じました。

「情報デザインの教科書」が出版されるのは収縮の一つの象徴なのかな・・・といっても、言葉ってたぶん収縮と膨張の中で段々と定まってくるんだから、ごく当たり前のことなのかも。
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【第4回】情報デザインフォーラム

09 01, 2009 | Tag,情報フォーラム,情報デザインフォーラム
昨日はあいにくの台風でしたが、
千葉工業大学の津田沼キャンパスでは情報デザインフォーラムのVol.4が行なわれました。

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△千葉工大の学生がデザインしたポスター。人の影が開始時間の15時を指してます。
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△こんな天気でも大勢の方がいらっしゃいました。
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△我らが小池先生も講演。

テーマは「IDEOとd.schoolにみる情報デザイン ―学ぶべきはスキルではない―」。

アメリカから学ぶべきは、デザインのスキル以上に、"環境"や"コミュニケーション"。先生のいつもながらの視点で再認識させられます。もちろん、そのままIDEOの職場環境を真似てもそれは違うと思いますが。日本人、もっといえばその職場の人々において、もっと人間的な部分(コミュニケーションのしやすい環境だとか)が活動の有り様を変化させていくということを、常に忘れてはいけないと思います。

――――――――

その前に講演された吉橋先生は「経営と情報デザインのイノベーションワークショップ」。経営学と情報デザインの学生を実験的に交わらせてみたというワークショップの報告。ワークショップに参加した経営学の学生は話し合いになると絵を描いたりや字を書くということをあまりしない、という話が印象的でした。

話の本筋とはズレますが、横断的なやりとりのなかで比較を通しながらそれぞれの分野での長所短所というのは見えてくるもんだというものを感じます。"分ける"ことで、本質のようなものが見えてきます。

――――――――

ところで、原田先生の「できごとの視覚化」の講演が、懇親会で学生の話題として人気だったように思います。(笑)

"記録への挑戦"の下、リアルタイムに即座に表現していき、他者に分かるように視覚化する"知"の共有・保存化について話されていましたが、是非ともワークショップ等で純粋にやってみたいです。リアルタイムにこだわり、ホットな状態でその場の記憶が保存されていくのは記録の質としても高そうですね。また、"記録"と一口で言っても、全体像や各々の関係が見えることが大事だという話が印象的でした。

――――――――

山崎先生、寺沢先生、浅野先生の講演もとても勉強になりました。

浅野先生がおっしゃっていましたが、ブログを使った2.0的なコミュニケーションを大事にしようと改めて思いました。懇親会を通して、このブログを見ている方とも知り合えたので・・・まずは継続しないとですね。(笑)

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△こちらはコンペの様子。
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△小池研3年は例の神奈川新聞IGを展示。
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△懇親会の様子。専修大や千葉工大の方と久々の再会。
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△台風のせいか、神大H君の傘が悲惨なことに。(笑)

【第3回】情報デザインフォーラム(2)

03 30, 2009 | Tag,情報デザインフォーラム
(1)(2)

後期展や、先日の情報デザインフォーラムで展示物のプレゼンを行ない、kid研OBや情報デザインの教授や先生方にほとんど共通して言われたことがありました。


■共感を得ること
展示物のプレゼンは、願わくば聞く人に「これ、欲しい!」と共感させることが目的です。僕は以前より、既存分析から問題提起の話をする際には「あなたもこういうことありますよね?」ってニュアンスでプレゼンすることを大切にしていました。それが共感を得ることに繋がります。しかし、実はそれ以上に、アウトプットに対して共感を得てもらうことが重要。というか、これがとても難しいと感じました。


■コンセプトからアウトプットへ
このコンセプトから、なぜこのアウトプットを選んだのか?それがしっかりしていないと、説得力が薄れます。

「なんで、このアウトプットじゃないとダメなの?」

それを繰り返しながらアウトプットを落とし込まないとね。これは、ブレストで量出ししなければ本質が見えてこないのと同じで、アウトプットもまずは量出ししないといけないんですね。

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■アウトプットをフレキシブルに例える
以前のBlog「後期展 part1」にも書きましたが、本質を見出したアウトプットには必ず、「あれにも使えるじゃないかな!?」という応用の可能性、フレキシブルさがあります。

逆を言えば、本質が見出されていない表面的なアウトプットでは、プレゼンの際に、他の例が言えないわけです。結局、展示物がしっかりしていないと、共感を得るプレゼンもできません。うーん、難しい!

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ただ、前向きに今回の話を捉えるのであれば、活動分析からコンセプトまで、一貫してできていると言われました。そこまで達していないとこういう話もできないですし。その点は以前より成長した、、、はず。ただ、その一貫したものの善し悪しは置いといて。笑

と、いうことで今回は盛大なパネルセッション&食事会や、情報デザインの先生方と飲みの場にも初参加させていただいて貴重な時間になりました。また恐縮ながら参加させていただければ光栄です!

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↑パネルセッション&展示会

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↑先生らの飲みに参加!ごちそうさまでした!

【第3回】情報デザインフォーラム(1)

03 28, 2009 | Tag,情報デザインフォーラム
(1)(2)

先日は第3回情報デザインフォーラムでした。

千葉工大を訪れたのはこれで2度目になりますね。小池研OBOGやら、先日合同卒展を行なった専修大やら、夏のワークショップで知り合った美大の友人やら、多くの人と会うことができました!やっぱり、出会いって大切。

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↑開始前の会場様子。

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↑講演後に行なわれた立食。

さて、徒然と学んだことを書きましょう。

■Webサービスの意義
ユビキタス時代のユーザインタフェース。今回はこのようなテーマで、アップル社のUI研究者の方にお話を聞かせていただきました。自身が制作なさった、十数種類ほどのWebサービスを事例として、Webサービスの意義を説いていただいたのですが、、、いろんな意味で圧巻でした。


■Webサービスは気軽です
Webサービスの1つのメリットは「気軽さ」です。普通、アプリケーションはダウンロードやらインストールやらと手間がかかるわけですが、Webサービスはその必要がありません。しかもオンラインであればどこにいても、だれでも、いつでも、すぐに利用できます。利用の敷居は当然低く、とても気軽に扱えます。その中でも実際に使いたくなったものを2つピックアップ。無料なので是非利用してみてください。デザイン全般に言えますが、やはり利便性ってのが実装段階において必要不可欠なんですよね。

「QuickML」
全ての操作がメールで行なえる、手軽な無料メーリスサービス。
http://quickml.com/


「gyazo」
ドラッグ&ドロップだけで画像を楽々アップロード。
http://gyazo.com/



■Web2.0と自慢要素
Webサービスの2つ目のメリット、というよりもデザイン全般にも通ずる話です。ブログやSNSなどで売れるWeb2.0サービスには必ず、「自慢要素」があるそうです。例えばmixiでは友人同士のマイミク人数や、日記のコメント数が自動的に表示されています。あれによって自己顕示を感じるわけですね。それが過多になると、mixi中毒にかかりやすくなります。(笑)

mixiログインジャック090309


■最終的にはユビキタスを目指す

「ユビキタス」
それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のこと

最終的には、メカメカしいアウトプットでなく、「Webサービス」と「実世界」とのギャップを取り除き、実世界に繋がる直感的な操作のあるデザインを目指すべきなのです。それが本来の意味のユニバーサルデザイン。

一番講演の中で「欲しいなー」って素直に思ったのは、CDをその場所に置くだけでそのCD内の音楽が自動に流れだす音楽プレーヤー。普通の音楽プレーヤーだと、ユーザと音楽の合間にリモコンがあるために間接的な操作になりますが、それに対して「CD置くだけ主義!」というのはなんとも直感的なわけですね。

でも、紙面上のバーコードではコピーが楽勝ではありませんか!著作権無視、勃発の予感。。。まぁ、「読み取れるのは1つの機器のみ」って限定すれば解決するかな?

p.s.
実は、他大学の先生らにもブログを見ていただいてることを知りました。うーん。(笑)あらためて、しっかりしたブログを書かねば。その前にエントリーを継続せねば。また後日、この後に先生方と飲んだ時の話でエントリーしたいと思います。

【第2回】情報デザインフォーラム(2)

11 17, 2008 | Tag,情報デザインフォーラム
山手WSから先日の第2回情報デザインフォーラムに向けて。

僕が属していたGチームの制作したインフォグラフィクスの
総リフレクションエントリーです。

ーーーー


■テーマは横浜のマップづくり
夏に二日間で行なわれた山手ワークショップ。
横浜を短時間でフィールドワークし、
そこから発見/思考/制作のプロセスを通して、
インフォグラフィクスを制作しました。


■横浜の魅力を発見する
僕たちはフィールドワークを通して、
元町から中華街、赤れんがから馬車道といったように、
横浜を場所から場所へ歩いて行った際に、

自然、人口、彩度、高さ、歴史、視界

等、様々な変化があることを発見しました。

これらの変化を「ギャップ」と名付け、
そのギャップを読む人にも実感してもらう、
ということをコンセプトに、デザインを進めました。

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山手WS時の最終アウトプットは巻き物型マップ。
そこには読者にギャップを先に見せないようにして、
好奇心を刺激する、という意味合いがありました。


■ギャップの明確化/具体的情報を付加
山手WS当日を終え、得られた課題点は2つでした。

・ギャップの明確化:伝える要素が弱かった
・具体的情報を付加:情報が得られないと意味が無い

その後の講習会で、ギャップを体感してもらうための
ギャップタイルを制作することになりました。

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実感を体感というかたちになり、
今後のアウトプットイメージを大きく変えました。


■ギャップを数値化
この後、横浜再調査を行い、
ギャップを具体的情報に起こすために
"数値化"という手段をとりました。

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得られた数値を折れ線グラフにし、
ギャップタイル、横浜全体図にリンクさせていきます。


■端的に伝える
この時点でインフォグラフィクスを形成する要素が3つ。

1.ギャップタイル
2.折れ線グラフ
3.横浜全体地図

これだけいろいろな情報を載せようとすると
マップがゴチャゴチャしてしまう・・・
そもそもマップで伝えたいのは何だったのか?
それを端的に示すには?
あらためて冷静に、それを考え直しました。


■2つの引き算
思い切ったアクションでした。
おもいきってアウトプットから2つを引き算したのです。

1.ギャップタイル付加の却下
2.建築に関する4つのギャップに限定


■横浜ならでは、を伝える
横浜はそもそも、歩ける距離のなかに、
多種類に渡る変化が存在している。

歩ける距離・・・ウォーキング!


■横浜建築ウォーキングマップ
そして、今回の最終版のアウトプット。
ウォーキングという言葉を載せ、
建築に関わる変化、4つにフォーカス。

彩度/反射/高さ/歴史

081110final_ページ_1

081110final_ページ_2

プレゼン、僕カミカミでしたよね。。。
ずっとスクリーン見てたし。。。
場数を踏んで慣れなきゃなぁ!

■グラフの使い方
先日の第2回情報デザインフォーラム
様々な方にまた意見を戴きました。
その中でもグラフについて、

・グラフに具体的な数値が表示されていない
・グラフの底辺が不明瞭

このような意見が印象に残りました。


■インフォグラフィクスとしての魅力
また、全チームに通して総評的に言われたことは、
最終作品のグラフィクスにはフィールドワーク時の
輝き、面白みがなくなってしまった、ということでした。

僕の班は典型的だったのではないでしょうか・・・
研究発表みたいなグラフィクスになってしまった感。

フィールドワークで得たものを家に持ち帰って、
デスクワークを続けていくにつれて、その輝きは薄れたのは事実。

ただ、
輝きに対して最終アウトプットはわかりやすさや具体性があった。
それはそれで魅力あるグラフィクスになったことも事実です。

寺沢先生もおっしゃっていましたが、
どちらが良いのか?というのはあまり重要ではなく、

棚橋さんがおっしゃっていたように、
デザイン次第でバランスのとれたものができたんだと思います。

輝きや面白み。

わかりやすさや具体性。

これらを対極的に考えるのではなく、
いかにバランスをとってアウトプットに落とし込むか。

あらためてその難しさを痛感しました。

ーーーー

今回の山手ワークショップ、情報デザインフォーラムには多くの講師、スタッフ方、参加者が携わっていました。僕にとっては成長の糧というより、意識の変革になったようなイベントでした。また一から基盤を築き直し、これからまだまだ学んでいきたいと思います。

いやはや、本当にお疲れさまでしたっ!



p.s.
kid研OB、はこだて未来大OB、多摩美っ子らと、
懇親会後に打ち上げ(?)に行きました!!

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CIMG2660.jpg

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kid研OBのNさんには良いお店紹介してもらいましたね^^
なかなかお話できない先輩らと話せたんで良い機会でした。

ごちそうさまです。
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